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ライトボックス型ブースとは|光る展示会ブースの構造と選び方
LEDを内蔵したフレームに印刷したファブリックを張り、壁面そのものを発光させる工法です。スポットライトで前から照らす方式との違い、基本仕様、向いているケースと向いていないケースを整理しました。
ライトボックス型ブースとは
ライトボックス型ブースは、LEDを内蔵したアルミフレームに、印刷したファブリック(布地)を張り込み、壁面そのものを発光させる展示会ブースの工法です。バックライトファブリック、内照式グラフィック、発光ブースとも呼ばれます。
一般的な化粧合板系のシステムブースがスポットライトで前から照らすのに対し、ライトボックスは面の内側から均一に光ります。点光源で生じる明暗のムラがなく、グラフィック全体が均一な明るさになるのが構造上の違いです。
構造と基本仕様
- 標準・推奨の壁面高さは2.7m。1ユニットは高さ約3mまでが目安です
- 横方向は複数ユニットを連結可能。1ユニットは最大約3mが基本目安です
- 最小幅は約250mmから制作可能(光・構造・強度により案件ごとの確認が必要)
- 両面発光にも対応可能。両面に別々のグラフィックを表示する場合は、原則として両面分の制作費が必要です
- 開放面数・小間形状・高さ・補強・会場規定に合わせて個別設計します
この工法が向いているケース
- 年2回以上出展する(特に年3回以上で再利用の効果が出やすい)
- 視認性・足止め・短時間でのメッセージ理解を改善したい
- 会社ロゴやブランドメッセージなど、次回も使えるグラフィック面がある
- 現在の木工費・職人費・廃棄費が大きい
- 照度が落ちがちな高天井の会場で、遠くからの視認性を確保したい
他の工法が向いているケース
ライトボックスが常に最適とは限りません。次の場合は、簡易システムブースや主催者パッケージ、木工造作の方が合理的なことがあります。
- 1回あたり10万〜20万円以下の簡易装飾で目的を満たしている
- 自由曲面・彫刻的な立体造形・天然木や金属など実素材を最優先したい
- 単発出展で、ファブリックを再利用する予定がない
- 毎回すべての壁面グラフィックを刷新する
再利用でコストが下がる仕組み
フレームは弊社が所有・管理し、複数回の出展で再利用します。ファブリックはたたんで保管でき、同じデザインであればそのまま使い回せます。新製品情報など変更が必要な部分だけを刷り直せば、2回目以降は印刷代の大部分を省略できます。
また、フレームは分解して回収し、ファブリックも搬出するため、木工造作で発生していた合板・木材の廃材が構造上出ません。
具体的な費用は料金ページで、小間数ごとの想定は小間サイズ別のページで確認できます。
会場での扱い
電気工事は、会場側の幹線設備につなぐ「一次側」と、ブース内で使う「二次側」に分かれます。一次側は主催者の指定業者が担当し、電気容量に応じた工事費と使用料が別途かかります。ライトボックスは照明を内蔵するため必要容量が変わります。出展マニュアルの電気申請ルールを確認したうえで設計します。
防炎性能・防炎ラベル・消防申請の要否は会場と主催者の規定によります。特注仕様・吊り・2階建てなどを含む場合とあわせて、個別にご確認ください。